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鉄をあついうちに打たなかったので冷えてしまいました。
スチュアート・ダイベックが、柴田元幸との対談で、
「なつかしい」ということばが英語になかったのは幸いだった。
もしそのことばがあったら、私はそれをめぐってのすべての物語を書かずに
「なつかしいね」と言って終わらせていたかもしれないからだ。
という趣旨のことを述べていた。
ことばは物語の結晶 短歌よりも短い詩。
昨日、新宿駅で疲れてしまった
ので、ギターをひいているおじさんの近くで目を閉じられてた。
いま殴られたら死んでしまう。
そんなことは起こらない。夜の十二時過ぎ。
ギターの音はとてもよかった。音階が空間をかけのぼっていくのと
それにのってうっとりしたかった…
しかし現実的な人間であるところの私は、
そこから移動した。それでもその音は耳の奥で聞こえていた。
それから愛と感情というものについて考えた。
感情の水域というものは、
じわじわと広がっているのではないかということだ。
いちばん高い水位の線は残されていて消えないのではないか。
波を被るたびに更新されていくのではないか。
そのひとが死ぬまで、そのひろがりは消えない。
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すぐそばのくらやめ
みちをとおくかさぶり
めをとじなくてもわかる
しょうがつ。下旬。
ゼリーのように
せりーのようひ
昆虫が一匹
そぐそはのくらやり
私から一歩はなれるでもなく
めをとりなくてろくやらり
私は情緒的な人間なので、そのことがときおり怖くて仕方がないのだ。
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そうした問題があることを知らなかったのだが
今日知った問題。
重度の知的障害+身体障害をもつこどもへの
成長抑制剤投与の是非。
なんともびみょう。
親の立場からは世話をすることの楽。
こどもにとっては世話が容易になることの副次的な快、外へ連れ出されることの快。
(※こどもの意思は確認できないケドそういうことはありそう)
一方で、それを容認することによって第三者的に起こってくる倫理的な問題。
その立場に近い(あくまで近い)ひとたちの不快。副次的に起こってくる不快。
こどもにとっての不快。
(←直接的実質的不快が実際あるのか知らないのでわからない。自然な生が一番いいのかは不明)
そして線引きの難しさ。
理想論で生きてるわけではないのでむずかしい。
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